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カテゴリ:それほどまじめでない考え事  

  • 一位でなければならないか?について思うこと
    [ 2010-10-11 04:39 ]
  • 消費税、なんとかならないものか
    [ 2010-08-11 19:20 ]
  • だからやっぱり・・・
    [ 2010-06-03 19:30 ]
  • 面白くなってきた
    [ 2010-04-14 09:10 ]
  • 森にはいない森ガール
    [ 2010-03-06 12:40 ]
  • 「少子化担当」大臣
    [ 2009-11-01 14:37 ]
  • 記者の不勉強は今に始まったことではないけれど
    [ 2009-10-22 01:53 ]
  • 総理の英語演説に思う
    [ 2009-10-03 19:13 ]
  • 好奇心で
    [ 2009-09-24 01:42 ]
  • 朋遠方ヨリ来ル
    [ 2009-09-23 12:06 ]

一位でなければならないか?について思うこと  

2010年 10月 11日


こう尋ねた大臣の真意について、私は知りません。
どこかに書いてあるのかもしれないけれど、
そこまで調べるほどの興味はないです。

しかし、一応、学問と研究の世界に身をおくものとしては、
これに応えられるようになっておかないと、とも、思います。


一位でなければならないか?


回答は、たぶん、
この業界のだれに聞いても同じで、
「もちろん、一位でなければなりません」
のはずです。

それよりも、
上の質問に対する本質的な回答は、

「なぜ、一位でなければいけないのか?」

でありましょう。

もしもこれを、
上記質問のなされた文脈に限定するとしたら、
予算の配分に関する場であったのですから、
その回答は、

「世界一のスーパーコンピューターを、
 開発・保有・運用することで、こんなにいいことがある」

というようなものでなくてはなりません。

しかしそれだと、どうしても、
財布の紐を握っている人に合わせた回答になり、
あまり面白くないので、
その文脈は一応、無視することにします。


いろんな理由が思いつきますけれど、
(それくらい、当然のことだと私は思っている、ということでもあります)
いちばん素直なものは、

「研究開発は、妥協を排した向上心によってなされています。
 2番でもいいや、というような甘い姿勢では、
 有用な研究も、この世界の探求も、全くすすまないでしょう」

となります。


研究を進めようとしたときに、
研究者を探求に駆り立てるもの、駆動力が必要です。

 金銭、好奇心、興味、向上心、野心、名声、名誉、有用性、
 権力欲、競争心、社会への貢献、友情、家族、約束

などなど、色々なものが駆動力になりえます。

そのなかで、

「世界一の研究をしてやる」

という野心も、
かなりのシゴトをしているのではなかろうか、と想像します。

もちろん、私もその一人ですし、
素晴らしい研究成果をあげている方の、
インタビューや書かれたものを見聞きするからに、
また私がお会いした優れた研究者との会話においても、
ほとんど例外なく、

「世界で一番の研究をしてやる」

という強力な志向を感じます。

そうであるからこそ、
実際それが一番かどうかは別として、
それだけ研究に打ち込むことができ、
成果をあげることが出来たのだろうな、
と想像されます。


それとは別に、
日本が世界一の研究をしている国であれば、
それによって得られる色々なメリットがあります。

・技術開発によって直接により良い生活を享受する

これはもちろんのことですが、ほかにも、

・日本企業の業績が上がり、国民の所得が増える
・世界から有能で意欲のある人材が集まる
・国防上のメリットがある
・国際関係上の情報分析によって外交に役立つ
 (私の研究はこれに少し関係あります)
・国民が日本という国に誇りを持てる
・科学技術分野に夢を持つ子供、若年者が増える

といったことが、
駆け出しの私にも思いつきます。

こういう答えは、大方事実ですし、
社会の中での研究であるからには、
こういうメリットが社会に対してもたらされなければ、
その存在意義がなくなってしまいますから、
大事だとは思いますし、
予算をつける人たちだけでなく、
私たち研究者も考えておくべきなのでしょう。

しかし、研究開発が結局のところ、
それに携わる研究者・技術者の着想、技、奮闘にかかっており、
それを駆動するチカラの重要なひとつが、
(私がそうであるように)「1位になりたい」
というような欲求であるとしたら、

やはり、

「1位でなければなりません」
「2番でもいいや、というような姿勢では、
 研究開発の成果は得られません」

というのがまず来るのじゃないかな、
と思うのでした。

それからその具体的な「成果」として、
スーパーコンピューターならこれ、
地震研究なら、天文学研究なら、物理学研究なら、これ、
というものがあって、
それが得られないということはつまり、
日本の国として、こんな困ったことになります、
という順序で、今の私は考えます。

(で、そのうちどれを「回答」として示すかは、その文脈によります)



・・・が、大臣、いかがでしょうか?



by albart29 | 2010-10-11 04:39 | それほどまじめでない考え事

消費税、なんとかならないものか  

2010年 08月 11日


今後、高齢者の割合が増える。
そうすると、医療や介護にお金がかかる。
そうすると、国がそこにかけるお金がふえる。
そのために、消費税率を挙げて歳入を増やそう。


歳入を増やすために税率を上げる。


当たり前のことのようですが、
私の印象は、

「あれだけプロがよってたかって考えて、
 こんな中学生でもわかるような方法しか思いつかないの?」

です。

いえ、
「じゃあ何か対案があるのか!」
と言われたら、
やっぱり私も思いつかないのですけれど、
それにしても、ねぇ。
安直というか、なんというか。

by albart29 | 2010-08-11 19:20 | それほどまじめでない考え事

だからやっぱり・・・  

2010年 06月 03日


変化の途中にはこういう混乱もあるのだろうな、
と思いながら政治ニュースを聞いているあるばーとです。

毎年のように総理大臣以下、
多くの大臣・長官が入れ替わっても、
国家の運営する様々な事業のほとんどが、
滞りなく行われているのですよねぇ。

政策作成・実行の実務にあたる国家公務員の皆さんは、
トップがころころ替わってもいいようにお仕事をされているのだろう、
と想像します。

政治主導という言葉がどういう意味か、
いまだによく分からないのですが、
1年もたたないうちにその「政治」の人たちが辞めてしまうのですから、
何十年もその場で仕事をしている公務員の人たちには、
到底かなわないのではないかと・・・・

by albart29 | 2010-06-03 19:30 | それほどまじめでない考え事

面白くなってきた  

2010年 04月 14日



自民党からの離党者が出て、
また新しく政党が出来たそうですね。

二大政党による政党政治、のはずなのに、
それぞれの党の理念や方針はイマイチ明確でなく、
選挙民としてはどうしたらいいのやら?
と思っていたところですので、
こういう動きは歓迎です。
この際、自民党も民主党も全部一回解体して、
理念の合う人同士で集まりなおして欲しいものです。

新しい党のメンバーが平均70歳くらい、
ということに関しては、
否定的なことをおっしゃる向きもあるようですね。

でもそれはちょっとおかしいと思うのです。

より長く現役で働けることは、
一般的に、良いことだとされているはずです。
「老いてなお盛ん」
というのは褒め言葉ですよね?
(塩川元財務相は82歳で大臣でした・・・)

平均寿命が80歳くらいなのですから、
70歳くらいの人がグループをつくっても、
特に問題ないのではなかろうかと。

60歳が定年であれば、
50代の方が指導的立場について頑張る。

だとすれば、
政治家に定年はありませんが、
塩川氏のように80歳くらいまで働けるのだとしたら、
70代の方が指導的立場についていても、
おかしなことはない。

批判は結構だと思いますが、
まだ何もしていないのに、
みんなで足を引っ張るようなことは、
止めておいたほうがいいでしょう。

でないと、それに続こうと思ってる人も、
二の足を踏んでしまうでしょうから、ね。

by albart29 | 2010-04-14 09:10 | それほどまじめでない考え事

森にはいない森ガール  

2010年 03月 06日


どこで聞いたのか忘れましたが、
世間には「森ガール」という言葉があるそうです。

これはファッションの一種だそうで、
Wikipediaによると、

「森にいそうな女の子」をテーマとする、ゆるく雰囲気のあるモノを好むファッションスタイル

なのだそうです。

なんだそりゃ?
と思い、Googleで画像検索をかけてみました。


こちら。


えーと。

要素としては、

クシャクシャ(ふわふわ?)で花柄のワンピース
靴底がペッタンコの靴
タイツ

だそうで、
画像検索の結果をみるかぎり、
かぶりものもあるみたいですね。
赤頭巾ちゃんがかぶってそうな。

なぜこれが「森ガール」かというと、
このようなファッションの人たちが増えてきたときに、
「森にいそうな格好だね」
と発言した方がいたそうで。

うーん。

いないだろ、これは。

ちょっとだけアウトドアにも首を突っ込んだことがありますが、
こんな格好では森にいられません。

ワンピースなんてそこらじゅうに引っかかって論外だし、
タイツだって上に何もはかなきゃ裂けるし、
靴底がペタペタの靴では足場の悪い森の中では危険すぎます。

決して森にはいない、森ガール。

実際の行動範囲は都市ですから、
そりゃそうなのですが、ねぇ。


by albart29 | 2010-03-06 12:40 | それほどまじめでない考え事

「少子化担当」大臣  

2009年 11月 01日


こんな本がありました。

福島瑞穂(1992):産まない選択―子どもを持たない楽しさ 、亜紀書房

衆議院の議席数で、
 社民党は7.
 民主党は308.
実に40倍以上。

参議院では、
 社民党は5.
 民主党は109.
こちらは20倍以上。

社民党という政党のふるまいについても、
現党首の福島氏の考えや行動についても、
いろいろと思うところはあるのですが、
この書籍はいくらなんでもネタになりすぎます。

福島氏の政府内での職は、
「内閣府特命担当大臣
 (消費者及び食品安全・少子化対策・男女共同参画担当)」
なのだそうです。
これだと名前が長いので、
「消費者・少子化担当相」
と呼ばれることが多いですね。

で。

「少子化対策」の担当の方が、
「子どもを持たない楽しさ」を訴えておられるというのは、
人選が間違ってはいまいかと思うのですが・・・。

いえ、私は同書を読んでいませんし、
15年以上前の著作ですから、
ことさらにいうのもおかしいかとは思います。
今では違うお考えかもしれませんし、
「子どもを持たない楽しさ」の中にも、
何か少子化対策につながる提案もあるのかもしれません。
福島氏ご自身にも、確か娘さんがいらっしゃったように記憶しています。
(ではなぜこういう本・・・というのも読めば分かるのかもしれませんが:笑)

しかし、このタイトルはあまりにも・・・。

by albart29 | 2009-11-01 14:37 | それほどまじめでない考え事

記者の不勉強は今に始まったことではないけれど  

2009年 10月 22日


気候変動に関連する報道を見聞きしながら、
一応、専門家のハシクレである私としては、
「ちょっとちがうんだけどなあ。」
と感じることが多々あります。

こちらの記事で、温室効果ガス削減対策をとった場合の「家計負担」といわれているものについて、新しい情報が分かったということが書かれています。これは別に「新しい情報」でもなければ、いまになって「分かった」ことでもないのにな、というのが今日のお題。


それによれば、

「日本の2020年の温室効果ガス排出量を国内対策だけで1990年比25%減らす場合、光熱費の上昇を見込んでも、世帯当たりの可処分所得は経済成長などに伴い2005年に比べて76万円増えるとの試算が、前政権による削減中期目標の検討過程でまとめられていたことが18日分かった。」

とのこと。

どういうことかというと、
よく、「25%削減をすると家計負担が年36万円増える」
ということが言われています。

これは中期目標検討委員会の資料によるものです。
この分析をしたのはいくつかの研究機関。
いずれもこの分野の研究について実績のあるところです。

で、「25%削減をすると家計負担が年36万円増える」
ということだけきくと、
「今よりも所得が36万円減る」
「今よりも月3万円、負担が増える」
というように受け取られるのではないでしょうか。

これ、ちがいます。
しかし、文脈から察するに、
上記の記事の記者は、その勘違いをしていたようです。

実際の計算は、
 対策をしない場合のGDP ・・・ 21%成長
だとしたら、
 そこで対策をしたときのGDP ・・・ 17%成長
になる、というもの。
期間は2005年~2020年の15年間。

で、この記事の趣旨をまとめると、
「麻生総理は36万円の負担としかいってなかったけれど、
実はその場合でも経済成長して、今よりも所得は増えるんだって!」
というもの。

でも、この数字、今年4月にもう出てましたよ。
中期目標検討委員会のHPで公開されてます。ずっと。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kaisai/
だから記事でも、

 「厳しい地球温暖化対策を取っても可処分所得の伸びが続くことが明確に示されていた。」
と書いています。
 「示されていた」
と。

ということは、この記者は、記者会見での発表だけを「聞いて」、
そのときの資産内容をまとめた資料は「読まずに」、
また、その委員会のHPの資料も「読まずに」、いたのでしょう。

だからそのことに気づかずに今までいたのでしょうね。
で、どういう経緯で知ったのかは知りませんが
10月18日になって、つまり、半年たって、ようやく、「わかった」と。

一般の国民が委員会の資料まで逐一あたることは、
時間がかかるだけでなく、専門用語・概念・数値の多さからいっても、
ほとんど不可能といえましょう。
何しろ専門家が専門の研究について書いた資料ですから。

もちろん、私はたまたま業界人なので、読めますし、読みます。
でも、それを専門家でない人には強制できませんし、
私も専門外の委員会資料はほとんど読みませんし、読めません。

ですが、報道にあたる方には、
必要な専門知識を勉強していただき、
このような資料をじっくり読んでいただきたく思うのです。

専門家と一般の国民の間に入るのは報道です。
ほとんどの人は、報道を通じて知ることになります。

報道にあたる方が、半年近く前から「示されていた」ことを、
いまになって「わかった」というのは、怠慢・・・と言っては失礼であれば、
社会に求められている役割を十分に果たしたとはいえないでしょう。

しかもそれは、「わかった」ことによって、
意見が正反対になるかもしれないことです。

温暖化対策の政策として、
「今より36万円減る」
ような政策には反対でも、
「やらないよりは減るけど、それでも今より76万円増える」
のであれば、賛成できるかもしれません。

少なくとも私はそのように考えます。

しかもこの数字は隠されていたわけではなく、
HPで公表され、パブリックコメントの募集までかけられていた資料です。
学部卒業程度の経済学の知識があれば、
その背景も含めて、十分理解できる内容です。

科学、経済学、その他あらゆる学問の研究者は、
通常、専門外の者よりもはるかに多くの知識と技術を有しています。
その知識と技術を政策に生かすために、
このような委員会が開かれるのですが、
最終的には国民の意思によって決められなければなりません。
それが私たちの国のルールです。

であれば、専門外である一般の国民が、
専門家の仕事から、意思決定に必要な情報を理解する必要があります。

そして、失礼ながら、普通、専門家は、その説明が下手です。

大学に通ったことのある方であれば、
研究者である大学の先生の多くが、
専門外の人(学生)に対する説明の技術において、
あまり優秀とは言いがたいことを知っているはずです。

それは当然。

専門の知識というのは細分化された領域の中で、
その領域を徹底的に知り尽くすために、膨大な知識を習得したうえで、
特殊な言語と技術を駆使してようやく得られるもの。
それを日常語に翻訳し、誰もが理解できる形にすることは、
通常の研究の作業とは全く違った技術です。

ですからそこに、報道の方が入る余地あるいは必要があると思うのですが、
それには、専門外たある報道の方のほうから、
専門家のほうへ一度歩み寄っていただかねばなりません。

今回の例でも、おそらく記者さんとしては、
真面目に日々の業務を遂行してらっしゃるのだろうと思います。
それでもこういう間隙が生まれる。

科学と社会をつなぐには、まだまだやることがありそうです。


by albart29 | 2009-10-22 01:53 | それほどまじめでない考え事

総理の英語演説に思う  

2009年 10月 03日



鳩山総理、国連での演説では通訳を使わず、
英語でお話されたそうですね。

私としては、これはあんまり・・・

総理が英語を使いこなせるのは、
それ自体は結構なことです。
これからも、それが役に立つ場面もあるでしょう。

しかし、今回の場合、
二つの理由で賛成できません。

ひとつめ。
これは極めて実用的な意味で。

総理は、日本語で演説するのと同じくらい、
英語でもご自身の意思を的確に伝えることが出来るでしょうか?

日本語で話し、同時通訳を使った場合と、
英語で話し、通訳を使わない場合。
国連に集まった各国の代表や報道関係者に、
どちらがより正確に、説得力を持って、
意思を伝えることが出来るでしょうか。

私は、鳩山氏の英語演説の優劣を、
確実に判定することは出来ません。
しかし、その録画を見る限り、
母国語のように使いこなせていないことも、確かです。
オバマ米国大統領と比べてみれば一目瞭然。

無論、原稿はしっかり用意していたようですから、
間違った英語ということはあまりないでしょう。
文法的誤りなどは、私が聞いた範囲では見当たりませんでした。
(外務省の担当の方がチェックしてらっしゃるでしょう)

でも、演説ですからね。

海外の方が日本に来られたとしましょう。
そして、日本語で演説したとしましょう。
日本語としては正確だけれど表現力に欠け、
棒読みになってしまう可能性が高いでしょう。

それよりは、母国語で話して頂いて、
同時通訳で日本語にしたほうが、
いいとは思いませんか?
その方の訴えたいことが、良く伝わるのではないでしょうか。
放映するときには字幕をつければいいわけですし。

一国を代表する総理大臣の、外交演説です。
それも国連総会での。

当然、プロの通訳がつくでしょう。
彼が何語で話そうとも。
それくらい大事な演説ですら、当然です。

英語が一番得意なら英語を使えばいいのですが、
鳩山氏が英語よりも日本語に堪能なことは明らかです。

もちろん、通訳を介さないメリットはあります。
それでも、この場合、
 英語で直接 
か、
 日本語+通訳
ならば、
後者のほうがよく伝わるのではないだろうか、
と思うのです。

これが理由のひとつめ。
長くなったので二つ目はまた今度。





by albart29 | 2009-10-03 19:13 | それほどまじめでない考え事

好奇心で  

2009年 09月 24日



私の基本的な駆動力は、
好奇心です。

だいたいいつでも、
面白いことはないかとキョロキョロしています。

そして面白そうなことが見つかると、
一直線に飛んでいって、
しばらく入れ込んだあと、
棚にしまっておきます。

「興味本位」
という言葉があります。

あまりいい意味で使われないことが多いようで、
本気ではない、
とか、
軽い気持ちで、
とか、
本当はこういう風ではいけないんだけど、
とかいったような、
使われ方をすることが多いようです。

そういう文脈も理解できますが、
私にとっての「興味本位」は、大いに本気です。

より正確に言うと、
興味がないことに本気になったことがありません。

ときどき、
本人はそのことが好きでないし面白くないしやる気もあんまりないのに、
ものすごい力を注いでやってる人がいます。
それはすごい、といつも思います。
私にはそれが出来たためしがない。

ソクラテスの最期を、
弟子のプラトンが記録しています。
かれは死刑を宣告されて毒薬を飲んだのでした。
死の瞬間まで、
自分の体に起きる変化を興味シンシンで観察していたそうです。

私はまだまだやりたいことが沢山あるので、
しばらくは生きていたいと思っていますが、
死んだあとのことは、
実は、
ちょっと楽しみにしています。

色々な説がありますよね、死後について。
魂とか霊魂とか成仏とか天国とか彼岸とか、
これでもかというくらい、
諸説があります。

しかし、原理的に、
生きている私たちには確かめられません。

(原理的にできない、とは、
  自分の眼球を直接観察することが出来ない、
  右手で右手をつかめない、
  自分の演奏を客席で聞けない、
といったような状況です)

でも、興味あります。
私だけじゃないはずです。
死後の世界についてこれだけいろんなお話があるってことは、
人類最大の関心ごとのひとつ、ということでしょう。

自分の死後にはそれをついに確かめられる、
ということですから、
そりゃ、興味ありますよ。

いや、まだまだ先でいいんですけどね、あと何十年かはね。
そしてできれば、
痛まず苦しまずにそのときを迎えたいですけど、ね。

もちろん、「興味本位」で自分の命をどうこうしようとは思いません。全く思いません。
しかし、そのときが来たならば、
きっとその後の世界への興味でいっぱいになってると思います。

それくらい、好奇心で生きてます。
私に「好奇心」という言葉をおくってくれたのは、
修士で同級生だったS君。(いや、J君といったほうが通じるか)。
それから自分で自分の性向を定義できるようになりました。
ありがとう。

by albart29 | 2009-09-24 01:42 | それほどまじめでない考え事

朋遠方ヨリ来ル  

2009年 09月 23日


二年ぶりくらいに親友が来訪。
清水寺に行ってきたらしい。こんなタイミングで。
さぞ混んでたことだろう。

会う度にやってることが変わってるというのは面白い。
今度は米だとか。

コメ。

畑から離れてもう10年くらいになるけれど、
あの頃の感覚はまだ覚えているし、
ときどきふと思い出す。

世界から見たら日本の農業は異常そのもので、
農地があるのに生産せずに、
大量に世界から輸入してるなんてのは、
そして自給率が40%いかないなんてのは、
たいていの人はびっくりする。

食料がどう、とか、
安全保障がどう、とかは、
抽象的でマクロな話。

それと実際にそれに携わっている、一人ひとりの当事者の人たち。
ミクロとマクロをつなぐには、どうしたらいいんだろう?

by albart29 | 2009-09-23 12:06 | それほどまじめでない考え事